2013年02月27日

カレーうどんと八千草薫in夕張

夕張の話はまだ続く。
今日は映画祭の合間に食べたもののお話ですよ
夕張
街中のあっちこっちにある手作りミニシアターをせわしなくまわる合間を縫って
食事をとるために入ったお店は吉野家。

吉野家といえば例のアレみたいですけども、
夕張の吉野家といえばアレじゃなくてコレなんです。
創業84年のお蕎麦屋さん。
夕張
小さいお店ですが、満席の人で
お店の方は身内総出で厨房を回している風情、
そして客席の方は、みんななんとなくうっすら関係者風の様子で
あっちの席とこっちの席で同じ映画の話をしていたりするあたり、
お蕎麦屋さんではあまり見かけない愉快な風景なのでありました。

メニューを見るにつけ、この町の映画祭にかける意気込みが伝わってくるのです。
夕張
せっかくなので、お勧めメニューのカレーうどんを注文。

出てきてびっくり衝撃の迫力でした
夕張
カレーうどん 700円

カレー汁がどんぶりのふちまでなみなみとたぎってる風景って、見たことあります?
目の前に対峙するとちょっと溺れそうな気すらするほどのド迫力。

つゆはカレーうどんにしてはとろみが強く
ゆっくり食べていてもいつまでも冷めずに、
寒い中を歩きまわった身にじわじわとしみこんでいくのでした。

最初こそ
「食べられるのか?この量いけるのか?」
と思ったものの、五臓六腑にしみる滋味のせいで
気がつけば一滴も残さず平らげていたのでした。
いやぁ、美味かったなぁ。

あきらかに、寒い日に体が喜ぶものを知っていて
胃袋を捕まえられた感のある、
大満足のカレーうどんに元気をもらい
また日暮れまでわっせわっせと映画を観続けることができたのでした。

夕張

帰る直前に朦朧とした頭を少ししゃっきりさせるために立ち寄ったのが
小さな喫茶店。

メニューがちょっとつたない感じの手芸で
シュガーポットの敷物がお手製のパッチワークで
本物のお花がグラスに挿してあるような小さいお店に入る感動。
夕張
何が素敵だったかってお店を一人で切り盛りしてる女性が
八千草薫によく似た、感じの良いお母さんだったことですね


夕張

夕張

「ごめんねー、今日はもうお団子なくなっちゃったのよ。
でもね、桜餅ならあるのよ、桜餅、食べる?」

と、八千草薫に言われると、わけもわからずかたじけなさに涙ぐみそうになります。
頂こうではないか桜餅っ!!!!

あんまり可愛らしくて品のいいお母さんだったんで
コーヒーセットの写真取り忘れてしまいました。
しみじみと美味しいコーヒーと手作りの小さなパイ、
そしてふんわり明るい八千草薫。

人の品の良さの根源をどこに見るのかって、たぶん見る人によって色々で
頭の良い人だったら知識教養に人品を見つけるのだろうし
心の良い人だったら倫理の正しさにそれを見つけるのかもしれないし
きっとそれぞれ正しいのでしょうけども
私は上品な人を見ると
「この人は美味しいものを食べて飲んでるんだろうなぁ」
って思うんですよね。
自分の口に入れるものにちゃんと気を配ってる人の心の優しさって
一朝一夕になんとかできるものではない深いものだと思うんですよ

八千草薫の淹れてくれるため息が出るような美味しいコーヒーとパイと桜餅を食べながら
この人はこうやって美味しいもののことを日々考えながら優しげに生活してるのだなぁ
と思うのでありました。
あらやだ人生ってば、こんなところに幸せが。

帰りに夕張のポストカードも頂きました。
夕張
また来ます、また来ますともよ。
夕張
「カムバああああック!」


←図らずも「美味しいもの食べてれば私は機嫌がいいですよ」ってだけの記事になっておりますが。
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 孤独の喫茶店めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月01日

ナポリタン650円〜オリジナルブレンド200gとあなたを持ち帰りで。

身近な魔界へのトラベル、ザ喫茶店めぐり企画も三回目を迎えましたが
本日の魔界への入り口はこんな感じでございます
喫茶店
店の前に「たばこ」の看板のあるお店。
店内で煙草が買えるのですね。
この看板って、まだたまにみかけるけど、なんとなく懐かしい風情ですねぇ。
こういうの、大好きよ。

煙草の自動販売機のうえにかかっているのは「自家焙煎の店」の看板
喫茶店
由緒正しい「煙草と珈琲の店」ですね。
つまりは「大人の居場所」であり
煙草がまだ大人のシンボルとしての役割を果たしていたころ
の文化的遺跡なわけでありますねっ!

入ってみましょうか
喫茶店
喫茶店めぐりのコンセプトとして「個人でやってるお店」というフィルタがひとつあったんですが
このお店、実は三店舗出てるのでちょっと規模が大きいんですね。
店内も広めだし、なかなかにおしゃれな感じさえします。
(「おしゃれな店とか行ってんじゃねえ!」って怒るのやめてくださいね)

喫茶店
ちょっと暗めの照明にシャレたデザインの灯り
喫茶店
ゆったりソファとレンガ造りの壁
喫茶店
ステンドグラス越しの光と観葉植物
喫茶店
懐かしいデザインの砂糖壺とガラスの灰皿

いやーん、楽しい黒ハート
メニュー見ますよ。(クリックで拡大)

1ページ目はランチとモーニングですが、もうどちらも終了してる時間でした
喫茶店

2ページ目は飲み物ですね。珈琲もさることながら、紅茶も美味しそうな予感がしました。
喫茶店

3ページ目がデザート系ですね。パフェが気になったねぇ。パフェなんて食べる機会ないもんなぁ。
喫茶店

4ページ目がパンメニュー。パンケーキが食べたくて、これは最後まで悩まされました。焼きたてパンケーキの呼び声が聞こえる…。
喫茶店

5ページ目が軽食。パスタやドリアなど正統派喫茶店系洋食
喫茶店

最後6ページ目は軽食のご飯もの。ハンバーグあたりまで出してるんですね。
喫茶店


そうして、最後までパンケーキとの間で心揺れながら私が選んだのは
喫茶店
ナポリタン スープ付き 650円

スプーンなんて、ちんたらしたものは出てこずに、
妙に本気出してる雄雄しいフォークだけが単独で出てくるのも、
大変共感がもてますね

これが、おいしかったんですよ
喫茶店
パスタ系って家で作っても外で食べてもあんまり味の変わらないものの代表格だっていう印象を持ってるので
外であまりパスタ食べたいと思わないんですが、
いやいや、喫茶店のナポリタンを甘く見てはいかんですよね。

この適当に入ったたまねぎとピーマンとウインナーがおのおの真面目に
ちゃんと自分の仕事をしていて、とっても楽しませてくれるんです。
ケチャップの味付けも、下品でもなく、上品でもなく、
「これはこれは、ナポリタンですね。」
っていう、ちょうどいいとこに着地してます。
喫茶店
罰金取られるかもしれないな?ってくらいのチーズ振りまいて。
美味しかったなぁ。

で、珈琲。
喫茶店
食後の珈琲 150円

これも、とっても美味しかったですね。
喫茶店ともなれば珈琲がまずいってのはあまりお目にかからないけれど
すごく口にあって美味しいところと、
「うん、珈琲だなっ!」
っていう程度のところがありますね。
あれは、好みなのかな。ここの珈琲はとっても身にしみましたねぇ。

珈琲を飲みながら店内見回します
喫茶店
ドトールあたりと違ってテーブルが広いからすごくゆったりするのね。
「珈琲飲むときにテーブルが大きい、ってのはこんなに大事なポイントだったのかぁ」
と思ったですね。味まで変わってくるものかしら。

斜向かいのテーブルに、どういう関係なのか中年男女2人組、
夫婦でもないし、仕事関係でもないようだぞ、っていう不思議なカップルが居まして
なぜかずっとゴルフの話しをしてました。
「な?一応順位決まるわけだし、遊びじゃないんだから。な?
だから俺言ったんだ。な?勝負は厳しいんだって。な?
団体戦ってのはそういうもんなんだって。な?」

って感じで中身のないことを長々と喋るおじさんなのですよ。
(遊びじゃない、ったってどう考えてもあんたもプロじゃないだろう、と勿論私は突っ込みました。心の中で。)

人としてはそこそこイラっとくる話し方するタイプの人だったんだけど
喫茶店にいるとぜんぜん不快じゃない黒ハート
これぞ、喫茶店の魔力ですね。
時間がゆったりしてるから、わりと色々どうでもいいんでしょうね。

店内に比較的開放感がある造りのせいなのか
お客さんはさして声も落とさず好きに喋ってるのですが
そこそこ年齢層高いせいで、馬鹿な事言っててもたいして素っ頓狂な音域が出るわけでもなく
わりと心地いいノイズでした
マックとかスタバ的なところの活気とは、年齢層が変わるだけでまた随分違うもんですね。
喫茶店
することが何もないときに半日くらい居て、本読むフリしながら人の話きいて居たい場所です。
こういうところって、面白い話が聴けるもんだと思うのだよね。

そして何よりも見落とせないこのお店の最強ポイントに、私は気づいてしまったのです。
喫茶店
ホールのお姉さんが綺麗なんですよっ!
すらっとしてましてね、色が白くて、
やたら笑いすぎない程度の控えめで丁寧な物腰で
赤のネルシャツにジーンズと地味なエプロンがものすごく良く似合う。

珈琲が美味しくて、煙草が吸えて、ホールに色白の美人さんがいるんですよ。
一体他に何が必要だというのか。

お姉さんとコミュニケーションとりたくなった私はつい会計で
「自家焙煎珈琲豆を200グラムください。それからあなたも。」
と言ってみたのでした。(後半は心の中で)
喫茶店
美人の居る珈琲店は、もう殆ど反則技だよね。
その店を嫌いになるわけないものね。

美人が計ってくれた豆。
喫茶店
挽き売り豆 オリジナルブレンド200グラム 800円

あなたも魔界への旅しませんか?


←まぁ、美人はどこに居てもいいものなので、あらかじめ反則ですけどね。
posted by 六条 at 18:02| Comment(0) | 孤独の喫茶店めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月23日

オムライス650円〜洗濯機の長いトンネルを抜けるとそこは喫茶店だった

喫茶店に行きましょう。
みなさん、いたずらに面白い喫茶店に行ってみましょう。

孤独の喫茶店めぐり、今回目指す異界は凄いですよっ!
裏通りを入ります。
喫茶店
どこを目指してるか、わかりますかね
強烈な異空間に引き込まれつつあるんですが。
喫茶店

あまりのインパクトにモザイクかけちゃってますが
「コインランドリーの奥にコーヒーハウスがある」
と書いてます
しかもそもそものコインランドリーからして
そんなにオープンな雰囲気ではない、という鬼門ですね。

なんだろう、呼ばれている気がする(←病気)

コーヒーハウスだけ単独で入れる気がしなかったので
必要もないのに家から洗濯物を持って来の、ですよ
コンビニで洗剤を買いもとめ、のですよ(うちは普段手洗いだから固形石鹸しかない)
「洗濯をしに立ち寄ってみたら、こんなところにコーヒーハウスがあるのかっ!
どれどれ、待つ間に一杯コーヒーでも…」

という小芝居を打つ準備を万端整えてからの突撃。
使用済みパンツ持って外にコーヒーを飲みにいくのは初めての経験

まずはコインランドリーを突破します。
喫茶店
大量の洗剤のボトルキープがあるタイプのコインランドリーで
もうすでに、踏み込んじゃいけないサンクチュアリの予感がし始めています

圧倒されつつキョロキョロしてたら奥様が出てらして
「洗濯機はこれが6キロ、これが7キロです。
洗剤なかったらここに用意してますから使ってください。
ここに300円入れてこのレバーおしたら洗濯始まって脱水まで自動でやりますから。
乾燥するなら、後ろが乾燥機です…。
100円玉ありますか?あ、大丈夫ですか」


と大変丁寧に説明してくださったのですが
奥から人が出てきて手取り足取り説明してくれるタイプのコインランドリーは生まれて初めてだったので
猛烈にどきどきしました。
(たぶん写真取ったりキョロキョロしてたのを奥から見ておられたのでしょう)
浮き足立ちながら、いただいた洗剤を洗濯機に放り込み
パンツやらタオルやらぐいぐい押し込んでスイッチを押した後

いざ、目的の「コインランドリーの奥」に目をやるのでした
喫茶店
ハードル高っ!

でも使わなかった小袋洗剤120円と、必要のなかったランドリー代金300円が掛かってますからね
今更引き返すわけにもいかんのだ。

いざっ!
そっとドアを開けると
先ほどの奥様が座っておられ
「なんでしょう?」
という顔をされるのです。

喫茶店に入って「なんでしょう?」って顔をされると結構つらいのね。
「コ、コーヒーを…」
とすがる目つきの私。
「どうぞどうぞ」
と奥様。
(私は勝手に場の雰囲気にビビッてますが、奥様は大変優しげな感じよい人です。)

何も考えず、今まで奥様が座ってた一番奥のイス(たぶん、店で一番良い場所)にストンと腰を下ろしてしまったのでした。
喫茶店
座ったイスから私が入ってきたドアを振り向くとこんな感じ。
ボイラー室じゃない方のドアの向こうがコインランドリー

そしていたるところに漫画…
喫茶店 喫茶店
知らない人の家の茶の間に上がってしまったみたいで
非常にどきどきします。
(横山光輝の「三国志」が全巻そろっていたので勇気奮い起こしてみた)

メニュー見ますよっ!
喫茶店
(↑テーブルがゲーム機であることにお気づきか)

最初のページはモーニングメニュー。
(メニュー写真はクリックで拡大)
喫茶店
平成生まれの若人たちよ
パソコン普及前はレタリングっていってみんなこうやって手書きでフォント書いていたんだぞ!
行ごとに書体が違うのは珍しいけどっ!
そして「オープン」が「ゼロペン」に見えるけどっ!

次が見開きで飲み物のメニューですね
喫茶店
喫茶店
メモを貼ってあるのは
「当店では2時間以上のお客様には追加オーダーをお願いしてます」
と書いてあります。

次の見開きがフードメニュー
喫茶店
喫茶店
「もうレタリングなんかやってられない」と思った過程がよく伝わってきます
ページが進むごとに段々と普通の手書きメモに近づいていく、というあたりに物語を感じますねっ。

オムライスとコーヒーを頼んでみました。
まずは、コーヒーがもたらされます。
喫茶店
コーヒーの向こう側に、やかんが二つ載ったストーブが見えてます。
とても、森進一になったような気がします。
喫茶店
おふくろさん、冬のストーブは暖かいです(だみ声)

キョロキョロしてたら突然ピンク電話が鳴りました
喫茶店
びくうっ!ってなりました。

ジャージャー音を立ててオムライスを作ってくれている厨房の中で、ラジカセが現役です。
喫茶店
壊れかけてません。

オムライス到来
喫茶店
オムライス スープ付き650円

でかい、そして
…福神漬け?

ケチャップと福神漬けの味が口の中で溶け合う不思議な気持ち
喫茶店
全体的に色々なものの距離の近い店内で
すぐそばにご主人と奥様お2人がいるので、つい音がしないようにそっと食べるのでした。
少うし、味が濃かったかな。

途中でご近所とおぼしきおじ様が一人いらして
黙ってても新聞出してくれる雰囲気だったので
こうやって常連さんたちの別宅のようなポジションのお店なんだなぁ
と思いましたです。

いわゆる、「喫茶店」とか「カフェ」とか言ってイメージするような
通りすがりや時間あわせでふらっと入れるような役割のものとは
またちょっと違う感じで、あるんですよね、きっと。
ご近所さんたちの、大人の部室、なんだろなぁ。
みんなの趣味でマニアックな漫画が増えていったり、そんな感じと思われる。

あるんですよねぇ、こういう空間も。
コーヒー一杯あれば、用事も接点もない大人たちがなんとなくゆるめにひとつの場所に集まることが出来るわけだけだから、コーヒー偉いな。

でもどきどきしたなぁ。
すごい面白かったけど…ハードル高いわぁ。

←今回は音に遠慮して静音カメラで撮ったので全体に写真がみずらくなっているのです
posted by 六条 at 18:00| Comment(2) | 孤独の喫茶店めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月18日

ホットサンドセット700円 〜人気メニューはじゅうじゅう系だったのだが…

動画サイトHuluで見たテレビ番組「孤独のグルメ」がおもしろかったので
「私も孤独のグルメごっこをやるもんね!」
という話しですよ。
孤独のグルメだと、良く食べるおじさんが一人で次々と定食屋さんを襲撃する話しですが
定食屋さんはまたちょっと敷居が高いこともあり
「だったら喫茶店めぐりすればいいじゃないの!」
ということを思いついた次第です。

大手のチェーンじゃなく、個人でやってるような小さな喫茶店ってどっかにあったかな…
と思い出してみるのも楽しい作業なのですが
記憶をたぐると、いつも素通りしてる道に、
古そうな喫茶店ていくつかあるもんですよね。

「よし!あの裏道にある店に入ろう。
珈琲だけでいいんだけど、もしかして手作りパンケーキなんかあったら食べたいなぁ。
いや、オススメランチ的なものを出してたらそこを攻めるのが礼儀というものかもしれないぞ
どきどきどきどき」
…とワナナキながらながらざっくざっくと雪道を進みます。

見えてくるお目当ての看板。
「よし、あの店だぁぁぁぁ!」
と思いながら、
緊張のあまり一旦素通り。

いや、一人で知らない店って入りづらいって。
急ぎの用でもないのに郵便局へ行って用事をすませてから
引き返して逆方向から再チャレンジ!
「今度こそ突撃っ!」

0118kissatenn1.jpg
だって、一人でこの階段上るの勇気いるんだもん。

あげく、こういうドアにたどり着く感じですね。
おほっ、ムードありますねぇ。
もう、絶対に喫茶店にしか見えないこのカーテン。
0118kissatenn2.jpg
あけると、ドアのところにつけた鐘がカラコロカラコロ言うんですよ。
ようこそ異界へ。

驚いちゃいけないのに驚いたことは
見える範囲ほぼ満席状態だったことですね。
なんと、こういうお店で珈琲飲んだり軽食食べてるする人ってそんなに居るのかっ!
てっきりガラガラだと思って来てしまった。(失礼きわまりない)
0118kissatenn3.jpg
誰もいないように見えますけど、
L字型の店内なので、たまたま映ってる範囲に人が居なかっただけで
映ってる範囲の外の席はほぼ埋まってます。
この開いてる席も私が珈琲待ってる間に埋まりました。

棚に漫画本が結構たくさんあって
一人で来た男性なんかが読みながらランチ食べてる感じ。

さて、メニュー
0118kissatenn5.jpg
(↑クリックで拡大)
これはもう定食屋さんだね
丼もの、ご飯もの、パスタ、パンなんでもありではないかっ!

どうやらナポリタンあたりが人気メニューであるらしいのだけども
「ホットサンドセット」
という文字が目にとまり、うっかり心が揺れてしまったのでした。
喫茶店のホットサンドなんて!なんか時代錯誤で嬉しいじゃないかっ!

お冷を持ってきてくれる店主さんが
こんにちは、って言いながらお冷を持ってきてくれるのです
「ホットサンドセットお願いします」
「今ちょっと時間かかりますけどいいですか」
「はい、大丈夫です」
むしろ歓迎ですよ。
全然退屈しませんのでゆっくり作っていただければ。

メニューの裏でもよみましょうか。
ランチメニューの裏側はモーニングメニュー。
0118kissatenn6.jpg
(↑クリックで拡大)
こちらは軽食がパン程度に少なくなってるかわりに飲み物がぐっと充実します。

ココアの他に、ホットチョコレートなる飲み物があるんですよね。
もう、ここらはオーナーさんにしか定義の違いが分からない分野に突入です。

ウィンナーコーヒー、昆布茶(菓子付き)、レモンスカッシュ、ブルーハワイソーダー
見てるだけでヨダレとトキメキがとまりません。
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ソーダじゃなくて、ソーダー

どうやらご夫婦でやっているお店のようで
厨房で主に調理をしているのが、どうやら奥様で声だけが時々聞こえています。
注文など取ってくれているのがご主人。
お忙しそうだけど、聞こえてくる声はおだやかで心地良いものなのでした。
IMG_2919.JPG

ビニール張りのソファのボタンが取れてたり、
漫画が入っている棚の上に謎の置物が置いてあったり
壁に古びたパズルが掛けてあったり
そういうものが段々積もっていって結果的にできちゃった居心地の良さって
個人のお店ならでは、って感じがするね。

0118kissatenn10.jpg
こういう、どこからともなく集まってくる置物って
昭和の居間には、必ずありましたよね。

「もうちょっと待ってくださいね」
といいつつ、まずコーヒーがもたらされる
0118kissatenn12.jpg
美味しいよね、喫茶店のコーヒー

自分で淹れるとこんなには美味しくならないのは
淹れ方のせいなのか
もともとカップいっぱいぶんだけ淹れるのが難しいせいなのか
どっちなんだろう。

やや待ってホットサンド到着
0118kissatenn16.jpg
ホットサンドセット 700円
寂しいっ!

あーっ、やっぱりナポリタンにすべきだったのかああっ
…と思ってしまうのは
どうやら常連らしいお客さんはみんな
じゅうじゅういう鉄板のうえに乗ったナポリタンやらピラフやらを食べていて
そこに目玉焼きが乗っかってる姿がなんとも
お子様ランチ的な食欲をそそる風景なのです。
私もカラフルにじゅうじゅう言いたい!

その迫力を見てしまうと
じゅうじゅうもいわずに色も少なく
しんと静まり返ったホットサンドがとても寂しく見えてしまう。

やっぱり入り口のとこに貼ってあったアレが人気メニューだったのかぁ…
0115yuki5.jpg

とはいえ、スタンダードにハムとチーズで決めたホットサンドも
もちろんおいしうございましたよ。
IMG_2936.JPG
何があったわけでもない普通の喫茶店の普通のランチ、
自分でもびっくりするぐらいほわっと幸せな気分になったのでした。

なんだろうなぁ、あの謎の居心地よさ。
店主夫婦の、慣れたゆったりした感じってのも大きいんだろうし
常連さんが多い、活気ありつつもおだやかな店内の雰囲気ってのもあるんだろうなぁ
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あつあつジューのしょうが焼きかぁ…また来よう、ほんとに。

←思い出せる範囲の入ったことない喫茶店に行ってみる企画のはじまりです。
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 孤独の喫茶店めぐり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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