2013年03月30日

井伊直弼 〜中途半端に日本史の話をしてみたくなったりして困っている。

このところ、山川詳細日本史とBS歴史館のおかげで
日本史が面白くてうっかりハマっている

わけですが、知ったかぶりって怖いもので
「歴史上の人物なら誰が好きぃ?」
みたいな、教室の後ろの方のおとなしい男子グループ(空想上)みたいな話を
ためしにちょっとしてみたくなったりするのが、
大人のお勉強の面倒くさいところでありますな。

私、すごい人を一人発見しましたよ!
井伊直弼。
井伊直弼
NHKオンデマンド「BS歴史館 井伊直弼 鬼か改革者か!?」

この場を借りて浅はかな知識で日本史を語ってよろしいでしょうか。

井伊直弼って頑張って思い出しても
「桜田門外の変とセットの人」
くらいまでの記憶しかなかったんですが
ちょっと興味を持つと、そりゃあもちろん凄い人ですわね。

時は幕末、欧米列強の開国への圧力が強まる中の
あわや戦争か内乱か、の一触即発のご時世に時の最高権力者が江戸幕府大老井伊直弼
(…なんですって、数日前まで知らなかったけど)

現実主義の開国派vs戦争辞さずの精神論、尊皇攘夷派
に別れて大混乱の政局の中で
とりあえず開国して国力つけないことにはどうにもならんと考える井伊直弼が
混乱を収めるために朝廷の権威を借りようとして
通商条約調印の勅許を求めたのが、まさかの
「もうちょっとみんなの意見をまとめてからもう一回おいで」
という差し戻し。

さらなる内部工作してるうちにぐいぐいくる外国船の圧力も高まり、
ついに引き伸ばしもできなくなったところで、ぎりぎりの判断で押し切りって条約調印。
…したのはまあいいとしてもよく考えてみたら
「審議しなおしてもう一回」と差し戻しになった勅許の件、
天皇の許可もらうの、忘れてたっ!

ということで
「それは違勅だろ!大罪だろっ!」
と突っ込んできた水戸藩とぐちゃぐちゃ大変なことになったすえ
桜田門のところで白昼暗殺されちゃった、んですってね。

ということは、こういう感じだったってことですよね
井伊直弼
すいません、今日はこれを言ってみたかっただけなんですが。

江戸幕府最後期の政治的英断をたった一人の責任でやり遂げた人の名前が
「いいなおすけ」
って、なんかちょっとこう、
あらかじめ天運で配分されてる茶目っ気みたいなものを感じちゃいましてね。
たぶん胃の痛くなるような孤独で大変な人生歩んだ人なんだろうとは思うんだけど
「こういう人ってあらかじめ良いもの背負ってるよな」
と感心してしまったのでありました。
良い名前だよねぇ。

駄洒落言いたいためだけにダシにして、本気で日本史好きな人ごめんなさい。

←言いたくなっちゃったんだからしょうがない。
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月29日

錦水庵 〜清酒の仕込み水で作ったお蕎麦

札幌から、近いといえば近いけど、しょっちゅう行くには遠い、
くらいの距離感のところに「小林酒造」っていう酒蔵がありまして。

蔵元限定のお酒があったりするので
私は飲まないですが、稀にはお使いで買い物に行くのです

なにゆえ自分では飲まない私が、近くもない酒屋に喜んでいくかっていうと
清酒用の仕込み水で作った美味いおそばがあるからなんですねえ。
そう頻繁には行けないことも手伝って
たまに理由つけていくと本当に幸せな蕎麦屋さんなので
きっかけあれば万難排していくのであります。
錦水庵

基本的に味覚に自信持ってないので
「清酒の仕込み水で作った」
っていう響きのよさに押されてるんじゃないか、私
と思ったりもするんですが、
だが、しかし、久しぶりに行くとやっぱりおいしくて
「よかった、夢じゃなかったんだっ!」
と思います。(箸が転んでも大げさなのが自慢です)
錦水庵

錦水庵

錦水庵

普通は嬉々としてざる蕎麦を食べるところですが
ちょっと魔が差してコースなんかを(でも安い方)

そばがき
錦水庵
わざわざ外でそばがき食べるのは初体験。

そばがき、ってあんまり食料ない時代の子なんかの空腹を満たすのに
「何もないからそば粉でも練って食べておきなさいっ!」
…っていうものかと、思っていたので、これはびっくりでした。

いがらっぽいみたいな味のイメージがあったんですよ
こんな上品な味にもなるのかと思うと不思議。


そば雑炊
錦水庵
そば雑炊って私はむしろ日本人が食べるイメージがあんまりないんですが、
ロシアの人がわりと食べるんですよね。
蕎麦の実そのまんま、みたいな感じのところに火を通してお粥にして
バター乗っけたりして食べるので
まぁ、想像通りの味のものができるわけです。
なので、そんなにいい食べ物のイメージが無かったんですけど

これはほんとにおいしかったなぁ。
毎日食べてもいいです。

蕎麦がきも蕎麦雑炊も、たぶんこれ用にすごく精製の具合に気を使っているうえに
おいしい出汁をたっぷりきかせてるからこそのこの品のいい味なんだと思うんですよね。

そうまでしてわざわざそばがきやらそば雑炊やらをおいしく食べたいと思うほど
日本人にとって蕎麦って大事なんだなぁ、ということに感心したのと、
おいしい出汁さえ効かせれば日本人って結構なんでも喜ぶようにはできてるよな
っていうことがちょっとおかしかった。
なんか妙なところに感心しちゃったことですね。

きつねにつままれたような気もしつつ、どっちもおいしかったもんなぁ。
特にそば雑炊は衝撃。

せいろ
錦水庵
せいろと田舎から選べたんですけど
違いが分からなかったので響きでせいろにしてみました。
せいろって何?

おいしいそば切り食べてるとやっぱり幸せですね。
ゆがいただけでも、雑炊にしても食べられるものを
こうやって練って切って茹でて晒して…っていう手間を考えると
それは贅沢な食べ物だもんなぁ。

ここのお蕎麦はね、冷たい冷たい水でしめてるからなんじゃないかと思うんですけど
ものすごく清潔なものが喉を滑り落ちていくような味に感じます。
テンションで「あと30枚ください」くらいのこと言いたくなる(感涙)。

甘味
錦水庵
桜のアイス
桜の塩漬けが入ってるんですね。
桜餅と同じ風味がしまして、蕎麦の後味を殺すことなく
でも舌を落ち着ける、まことににくいデザートでありました。


錦水庵
私、最後に錦水庵に連れてってもらったら
保険金かけて殺されてもそんなにひどくうらまないと思います。
「あんなにおいしい蕎麦たべさせてもらったしなぁ…」
って思うよね、たぶん。


←行けても年に一回程度、ってところがまた美味さをそそるのですよね。

posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 北海道グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月28日

ひいか 〜あるとつい買う春のいか

春ですわね、ヒイカがたくさん出てきてましてうれしいですわ。
ひいか
魚屋さんでは、なんとなく「北海道産」って書いてあるものから視界に入るんですが
(まぁ、安くて新鮮だからですが)
「宮城産」もあなどれない安いものが結構多くならんでます。
とくにひいかは新鮮なのが視界に入り次第、買っちゃうのであります。

目とくちばしと軟骨をとるのだけが
若干の手間ではありますが、
その固い部分だけ取ってしまえば
後はどんな調理法、どんな味つけでも、色が変わる程度にさっと火を通しさえすれば
死ぬほどおいしいですよね。
やわらかいからパスタなんかもかなりイケる。

小さいので処理だけがちょっと面倒なんだよね。
ひいか
これは、わりとどこの海にでもいるのかしらね。
釣り好きな人は、よくイカ釣りに行って
「バケツいっぱいつれたんで困ったよぉ、はっはっは」
なんて話をして私に殺意を抱かせますね
うらやましいじゃないか、このっ

特に、北海道の庶民の味方スルメイカの新鮮なのがこの時期でまわってないので
丸ごと食べられて比較的安いひいかさんは大変かわいい存在だと
常々思うところでありまう。

あとは、やっぱり春の北海道はにしんだよね。
ひいか
ちょっと小ぶりながら一尾100円。
とりあえず当てが無くても買って干しておくと時間をかけてじわじわ楽しい。

どの売り場よりも、魚屋さんが一番はっきりした季節感があって面白いわねえ。


↑どうやら干してもおいしいらしい。

←魚さばくのは、中骨に包丁があたるときのカリカリカリカリ…ていう音が気持ちいいと思います

posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 北海道の魚屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月27日

カフェウノ 〜一人用コーヒードリッパーの楽しみ

カリタから「カフェウノ」っていう
ひとり用のコーヒードリッパーが出ているのは知っていて
高いものではないので、どこかで発見したら
手に入れたい、と思っていたのですよ。

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一人用のドリッパー自体は珍しいものでもないし
わざわざ一人用サイズでなくても
たいていのドリッパーはちゃんとカップにのっかるので
とくにこれでなくてはいけない理由があるわけではないんです。

でもドリッパーって比較的安い割に
形状とか穴の多大きさ、保温性などによってコーヒーの風味が変わったりするので
時々変えると面白いよなぁ、と思ってるところがありまして。

…なんてことを思っている矢先、なんと
扉が片方しか空かないお気に入りのコーヒー豆屋さんで
レジ脇にちょこんと置いてあるのを発見したのです。

ちょっと浮かれて
「これもくださいっ!」
と差し出す私。
カフェウノ
なぜか一瞬
「はっ」
ってしてから
「…いくらでしたっけ?」
と聞くお店の人。

「えっと、155円って書いてあります」
「あっ、155円ですね、ありがとうございます(照れ笑い)」

……。
ぶっちゃけそんなには売れてないんですねっ!
(まぁ、どちらかというと卸問屋さんなので、ドリッパーがそんなには売れる道理もないのだろうけど)

カフェウノ
コーヒー豆3種類600グラム分の値段と
カリタペーパーフィルター101のお値段と
カフェウノ155円のお値段を
大学ノートにボールペンで書いて、電卓で計算してくれるのでした。

(このお店ってたぶん家族経営で、行くタイミングによって対応してくれる人が違うんだけど、
どういうわけかみんな同じくらい物腰がやさしくて、基本的にちょっととぼけている。
そういう血筋なのか)

カフェウノ

高さがあまりないので
一気にお湯を入れすぎてしまうこともなく
自然とゆっくりじっくり垂らしていくので
案外しっかりした味のコーヒーが入るのがなかなかいい感じ

カップの中が見えるのでドリッパーを外すタイミングが見やすいことも
予想以上に便利でした。
カフェウノ

気に入った。
そしてあのへんなコーヒー豆屋さん、やっぱり好き。

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今日のコーヒーはエレファントマウンテン。
カフェウノ
以前はコーヒーの酸味とは意味がわからぬ、と思ってましたが
新鮮な豆を買うようになると酸味にも目覚めていきますね。
楽しいことです。

←ペーパードリップとカフェプレス、気分で使い分けてます
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | コーヒー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月26日

桜の季節と「頭山」〜意味分からないけど好きな話が、炸裂する瞬間

いやぁ、昨日のTSSラジオ深夜の馬鹿力も面白かったですねぇ
あなた、聴きまして?
深夜の馬鹿力

まぁ、深夜の1時から3時なので、ちゃんと聴けたためしなんか無いんですけどね。
昨夜は落語のネタ「あたま山」の話をしはじめたので
寝オチしかけてたところでパッと起きましたですよ。


落語の席でもあんまり聴くことがないんで
「だいたいこういう噺だぞ」
という筋を知ってる程度だし、
筋を聴いたところでもやーっと不思議な感じであんまり意味の分からないネタなんですが
これが不思議と心に引っかかる話でね、私も大変好きです。

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(↑このアニメ版「あたま山」は好きで色んな人に見せて回ってるうちにどこかへいってしまった。ぜひまた買いたい。)

ここから先の話は、半分眠りながら聴いてた話なんで、
私が勝手に記憶改ざんしてる可能性があり、あんまり真に受けちゃいやですよ。

伊集院さんのお話
桜が好きなんですって。すごく好きなので咲くと見に行きたいんですが、
好きだから、同じ桜が好きで見に来てる人の行動がものすごく我慢できないことがある。
たとえば、何日も前から紐でくくって立て札立てて花見の場所取りしてることとか、
桜見て歩いてたら強引に酒勧められて絡まれる、とか。
桜好き、という点で属性が近いから凄く我慢できないことが色々あるので
よほど人いないところとか、夜中とかに見に行くようになると。

で、「あたま山」って、そういう話だと思った、というんですよ。
本当は楽しくお花見はしたい、でもそれについてくる煩わしさの方は我慢ならない。
だからお花見に参加するのはあきらめて、もう自分は一人でいい、と思った男が
それでもやっぱり本当はみんなとお花見をしたくて、おかしくなっちゃって死んじゃう話なんだ。

深夜の馬鹿力

「そうだったのかーっ!」
と思って猛烈に感動しましてね。
びっくりしたおかげでぱっちり目が冴えたりはせずに、頭山の話終わった直後に意識は失ってるんですが、
でも、私はものすごく良くわかってすっきりしてしまったし
「あ、私もそうだわ」
と思いました。
だから、あんまり意味わからないなりに心に引っかかる形でこの話が好きなんだなぁ、と。

こういう、意味わからないなりに自分の中でずっともやもやし続けていて、
何年も経ってから
「そうだったのかーーーっ!」
ってなるタイプの話って、腑に落ちた瞬間が感動的ですよね。
わかんない話をわかんないまま心に入れておけるスペースはできるだけ確保しておきたいもんだ、
と思ったことでした。
いやいや、夜中に大変感動してしまった。



眠りかけの時に、覚醒時の理性ではちょっと受け付けない不条理な話を
綺麗に展開されたときの快感って、凄いわね。

←写真は、たぶん二年前の五月くらいに撮った桜。去年の桜はびっくりするような勢いで終わったのでロクに見なかった気がする。
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 落語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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