2013年01月31日

至福のプリン 〜うまいうまいと言われたので食べてみた

最近やたらとツイッターで
このプリンがうまい!
という話しを見かけるようになりまして。

「どうしよう!」
と思ったんですよね。
私が知らないところでみんなが美味しいもの食べてたらどうしよう!
ってあなたも思うでしょう?

サークルKサンクスで発見いたしましたよ。
0131purinn3.jpg
トーラク 至福のプリン 158円

持つとふるふるする感じが手に伝わってくるので
中で崩れてしまってるんじゃないかとちょっと不安になるくらいのとろけぶり。

カラメル別添えです
至福のプリン
カレーでもドレッシングでも、なんでも別で添えられると
「高級なんだな!」
と反応してしまうわたくし。
たいした育ちじゃありませんねっ♪
至福のプリン
はじめにとろけるプリンをひとくち。つぎにカラメルソースをお好みに合わせてかけて自分流の香ばしさにアレンジ


「そんなことわざわざ書かなくても各々でうまいことやるだろう」
と思ったんですが、
これが開けると意味わかるんだなー。
至福のプリン
ミッチミチ♪

たしかに、一口食べてからじゃないと、カラメルソース使いようがないわね。
(というか、茶碗蒸しに似すぎです)

持った感じのふるふる感から察してもっと柔らかいかと思ったら、
スプーン入れた感じは思ったよりちゃんと形を成していた。
至福のプリン
口に入れるとふわっと溶けて、一瞬で濃厚な味が広がります。
かなりミルキーな感じ。
至福のプリン
カラメルもいってみよう
至福のプリン
このカラメル、苦めでけっこうパンチあるのが、
このプレミアム系のまったり味のプリンのあとでばしっとききます。
で、カラメルを味わったあとのプリンがまたひきたつ、これはなかなかのバランス。
至福のプリン
プリンって、平均で全部美味しいから
特に濃厚系柔らか系のコンビニプリンって
もはやそんなに差がないんじゃないかって気もするんですが
これはカラメルがアグレッシブなのが分かりやすく他と隔てるポイントですね。

濃く苦めにして、しかも底に沈んでるんじゃなく
上からかけることで味の調整しながら食べきる、ってところが斬新。
大変いいと思います。
至福のプリン至福のプリン
でも、外から見たときより案外底が近くて
スプーンさした瞬間にカツン、ってなって笑っちゃう感じ
わかってもらえますかね?
ちょっと騙された感もビタースイートで嬉しいねっ♪

見かけたら、オススメでございますよ

←まずいプリンってものがそもそもあんまりないけどね。
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | コンビニスイーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月30日

サブカルスーパースター鬱伝 〜俺のトラが行っちゃった

先日のFLASHの檀蜜インタビューにたいへんぐっと来てしまったので
購入した吉田豪インタビュー集。
サブカルスーパースター鬱伝
面白かったですねぇ。

基本的にわりとダメな感じの人が年とってさらにダメになる話し、ってことで
いかにも私好きそうすぎて書くのもはばかれるようですが。

「サブカル系の男性は40歳くらいで一旦鬱になるんじゃないか」
と思ったインタビュアーの吉田豪さんが
40歳くらいで鬱になった人を次々インタビューしたのをまとめたものです。

リリー・フランキー、大槻ケンヂ、川勝正幸、杉作J太郎、菊地成孔、みうらじゅん、ECD、松尾スズキ、枡野浩一、唐沢俊一、と10人のサブカル系鬱人の話しを
別に治療的現場でもなんでもない、普通のテンションで聴いてると
だんだん鬱の方が普通な気がしてきて非常に具合がよろしいですよね。

この本の面白いところは、
一旦人間を素材にもどしちゃって再編集してから個別に見てるとこだよなあ
と思うんですよね。
ビー玉をじゃらじゃらっといったんぶちまける感じで、
個人の振る舞いとか能力とか関係なくフラットに観察してくと
「ああ、どうも40くらいで鬱が多いようですねぇ」
ってなって、
「じゃあ個別に見てみましょうかね」
でインタビューにつながってるのですよね。

前提としてあんまり個性を押してこない距離感がたいへんいいです。
「すごい立派な人ですよ」でも「すごいダメな人ですよ」でも「こんな生き方してるから鬱になりました」
でもなくて
40でサブカル系で鬱になったのが「たまたまこの人だったんです」っていう感じですね。
話しとしてはむしろ「たまたま」だったことが事件性があって面白い、という。

人が”その人”であることってすっごい「たまたま」だよなぁ、と私は思うんです。
個人って、社会の中のある部分を分担、特化して引き受けて生きてるだけの存在だから
人を一人だけ取り出して「個性が!」とか「才能が!」とか「生き方が!」とか「あんなことしたからこうなった!」とか言って
褒めたり貶したりしてもあんまり意味ないんじゃないような気がするんですよね。

そういう意味で面白いインタビューってあんまりないと思うのですが
個性よりも「たまたまこの人」に主軸を置いて人間を編集しちゃったこのインタビューの距離感と冷静さは非常に興味深かったです。
結果、「こうすれば鬱になりませんよっ!」っていう結論があるわけでもないしね。
鬱になっても、まぁいいんじゃないの、くらいのところで。

菊地 成孔 氏のインタビューから。
ある意味、神経症はイニシエーションなき時代のイニシエーションみたいなもので、特に39歳から40歳にかけて普通にきたら皮むけたぐらいの感じで気楽に考えた方がいいんじゃないですかね(笑)。


これは、ほんとにそういう側面があるだろうなあ、と思って感心したのですが
もうひとつ、イニシエーションという言葉自体がすごく面白く感じたのは
最近「ライフ・オブ・パイ」っていう映画を見たんです

いろんなレベルでの話しとして解釈可能なストーリーだったんですが
ひとつには確かにイニシエーションの話しでもあって
最後のシーンで、陸地に漂着したとき227日間一緒にサバイブしたトラが
振り返りもせずにだまってジャングルに消えていく後姿を見ていて主人公が号泣するっていうシーンがあります。

厄介ごとの種だった虎が去ったのに自分でもわけもわからずただ泣くというのも
分かるようでいてちょっと不思議なシーンでもあるな、と思ってたんですが
この本読んでたら、やけに思い出しましてね。
もしかすると内省的な気質の男性の40歳くらいの鬱症状って
一緒に漂流してた「俺の虎」がスタスタと森の中に帰っちゃって二度と会えない、
みたいな感じじゃないですかね、。

そう思うとちょっとかっこいいよね。
「共に苦労した俺のトラがいなくなったので悲しいのだあっ!」
ってのは、いい話じゃないか。

サブカル・スーパースター鬱伝

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←雪国の人は毎年強制的に内省の季節がやってくるから、それなりに心的なバランスとりやすい、という私の説があります(誰も採用してない)
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

ジャガジェイ 〜最近話題(?)の北海道土産

最近、札幌駅あたりでのしてきてる北海道土産です
じゃがJ
ジャガジェイ 6袋入 690円

一番いいポジションにおいてあったりなんかして
一時のじゃがポックルほどではないにせよ
比較的いつも品薄気味に見受けられる
(…わりにはそんなに話題になってないような気がするんだけど気のせい?)

ネーミングといい外箱の雰囲気といい
中に何が入ってるのか分かりにくくてつい二度見しちゃうんですよねぇ
そのたびに
「おのれたばかったな、極北のジャガイモ野郎めがっ!」
という気持ちにさせられ、
度重なる罵詈雑言に対する謝罪の意を持ってとうとう購入に及んでしまったりするわけです。
気弱すぎだろ、私
じゃがJ

軽いとは言え六袋入りでこのサイズの箱入りというのは
お土産としてはあんまり機能的じゃないですが、インパクトはありますね。

何が「J」なのかさっぱりわからないんだけど
なんかサッカー方面のことなんだろうか?
じゃがいもの「J」?
それならポテトチップスの「P」って書いてもいいわけよね?
じゃがJ
…と色々思うんですが、開けてみてもそこらへんは謎のままなのです。
いたずらにジェイ。
インパクトあるわりには、「ジャガジェイ」だったか「ジェイジャガ」だったか
なかなか覚えられない微妙さ。嫌いではない。
じゃがJ

歯ごたえがかなりよくできてますね。
硬すぎに、でも全体にぱりっとした食感と
厚さがあるぶんだけじゃがいもの味が充実

カレー屋さんとコラボして作ったというスパイシーな味付けも
個性的ながら濃すぎることもなく、でも後味で効いてくるあたりで
かなりの工夫を感じさせられるものであります

「ふむ。さすがじゃがぽっくるの産みの親ポテトファームの所業であるな」
とは思うんですが

6袋で690円ということは一袋が100円超えでしょう
さらさらと出すとこれだけです、15グラム。
じゃがJ
これで100円超ですよ、みなさんっ!

ためらいもなくせこい話をしてることに関しては申し訳ないですが
ポテチってのは元来
どんだけ適当に作ってもある程度うまくなってしまう下賎の者のための食品
であることを考えると
「そりゃあこの値段で作ったらうまいわなっ!」
の感情はちょっと湧いてきてしまうのも確か

12袋入りくらいに増やしてパッケージも持ち歩きしやすい感じにして
この味だったらプッシュさせていただくわ。(上から目線)

←物凄く真剣に「ポテチが高い」という話をしてる私は一体なんなんだ
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 北海道グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月28日

ライフ オブ パイ トラと漂流した227日 ~見終わって半日くらい経過してから猛烈に面白い

ライフオブパイを見て参りまして。
ライフオブパイ
公式サイト「ライフ オブ パイ」虎と漂流した277日

相当変な映画だったので見ている間中
「はて、私はどこへ連れていかれるんだろうか」
とキョットーンとしてたんですが色々考えた挙句、
アリですねっ!
考えれば考えるほど、見ごたえある映画でした。

ライフオブパイ
ジェームズ・キャメロンが
「次のアバターはこれだ!」
とプッシュしてますが、たしかにそんな感じでしたね。

「なんか映像がやたらすごいよねっ!…ところで今ストーリーどうなってんだっけ?」
っていう、随所映像技術に映画がおいていかれ気味の雰囲気を感じるところなんかが
非常にジェームズキャメロンを彷彿とさせるよな、ってのが鑑賞直後の感想。

ストーリーの序盤、
映像は非常に美しいものの、やたら細々とした話がまず続くんですよ。
インドに住むパイという少年の、その名前の由来、
お父さんとお母さんのこと、初恋のこと、子どもの頃から宗教オタクだったこと…
悪い話じゃないんですがちょっと方向性が見えないこじんまりしたエピソードが続くので
いきなりダレ気味なのですよね。
「虎が出るって聞いて見にきたんですけど、虎まだですかー」
っていう気分になったあたりで虎とパイ少年の乗った船が難破します。

そこから急転直下、迫力ある映像が急展開続いていくので
「お。タイタニックがはじまったぞ」
と手に汗にぎりつつ見つづけていたら
映像はそのままどんどん独自の世界の方にずぶずぶと突き進み
今度は非合法な薬品を使って幻覚見てる人みたいな不思議な世界の方にいくんですよね。
「おや?これはアッチ側の世界の映画なのか?」
などとちょっと不安を感じはじめます。
そして最終的には
見たこともないような、とんでもないオチ
がやってきて、また穏やかな雰囲気にもどってエンディング、となるわけ。

上映時間内に話をうまく把握しきれなかった私は
「色々やろうとした結果収拾つけきれなくなった感じの映画だな」
と思ってたんですが、帰る道すがら
「…ってことはアレがああだな。そうするとあれがああいうことで、ってことはあれはそういうことかっ!」
とひとつずつ解いていくと、綺麗につながっていき
その日の、寝る時間くらいに猛烈に面白くなりました。
すごくよく出来てるじゃないかっ!

さらに、
「虎がずいぶん変な名前だったけど、あれも絶対に意味あるだろうな」
と思って名前を調べたら、案の定、実際にあったある事件の被害者の名前だったのですよね。
これまた衝撃受けました
(鑑賞前の人は知らないで何も見た方がいいと思います。)
映画観てる時間よりも、見終わってちょっと時間がたってから受ける衝撃の方が大きい、という
こういう映画も、ちょっと珍しい気がしますね。

結果、わかったことは
あれほどまでに幻想的な映像を持ってしなくては語れないほど凄惨な話なんですよね
考えれば考えるほど、実際見ていたときと、ストーリーの印象がどんどん変わってくるあたり、
一粒で二度美味しい映画。

新しい体験であることを重視する映画、という意味で
なんとくキューブリックを思わせるところもありますね。
非常にパワーのある作品でした
いや、たまげた。
まだいくつか疑問があるのでもう一回見に行きたくなってきてしまった次第です。



←それにしてもCG技術えらいことになってますな
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | 映画とDVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月27日

私のコーヒー哲学序説 〜いばったばあさんを見習いたい

できるだけ小さい喫茶店に足を踏み入れてみるという妙な趣味を
最近覚えたせいだったり、
コーヒーミルのお下がりをゆずって貰ったせいだったり、
近所で面白いコーヒー豆専門店を見つけたせいだったり
いろんなことあって最近、コーヒーのことを考える機会が多いのです。

iPhoneにインストールしたkindleで無料だったのでなんとなく読んだ
寺田寅彦「コーヒー哲学序説」の中にこんな心惹かれるくだりがありました。
まだ日本にコーヒーは一般的でなかった時代に育った寺田寅彦がはじめてコーヒーと親しむようになったのは32歳でドイツ留学をしたときからだというところです。

ベルリンの下宿はノーレンドルフの辻に近いガイスベルグ街にあって、年老いた主婦は陸軍将官の未亡人であった。ひどくいばったばあさんであったがコーヒーはよいコーヒーをのませてくれた。


これが、なんだか美味しそうに思えてしまってね。
今風のやたら色々注釈つける味の説明でなくって
よいコーヒー」っていう、
伝わるような伝わらないような勝手な断言が
逆に夢のような味と香りを想起させます。

異国の孤独の中で鋭くなってる感性と、コーヒーの覚醒作用が溶け合って
その頃の情景までもが忘れれなくなってる様子が、物悲しいような羨ましいような気がして
「いつか生活の記憶になる香りなのだから、コーヒーはできるだけうまいやつを飲もう」
と改めて思ったりするのですよね。


私はといえば、頂き物のハリオのコーヒーミルを使っているのですが
一度分解清掃してから、どうしたわけか挽き具合がうまく一定しなくなってしまって
日によってはえらく薄いコーヒーを飲む憂き目にあっているのですよね。
何か間違えたのかなぁ…

ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム MSS-1B

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だけど、コーヒー豆を挽く、という作業がもうびっくりするくらい好きで
「よし、コーヒーを飲もう!」
と思い立って、お湯をわかしながらガリガリガリガリとミルのハンドルをまわしていると
ちょうど自分のネジを巻いてる気分になって、もう馬鹿みたいに陽気です。
どうしてコーヒー豆を挽くのってあんなに嬉しいものだろうか。

ガリガリと手に逆らっていた豆の感触が、無抵抗な粉に変わってよい香りがしてきて
お湯を注いだらそれはそれは幸せそうな具合にふわーっと膨らんで
それを見てるこちらの期待もふわーっと膨らんでくるまでの過程が、もうたまらないですね。

その結果、時々やたら味が薄くできあがったりするのも、
まあ運試しみたいで面白いといえば面白いんですけど
なんとか、ドイツのいばったばあさんのように毎日うまいコーヒーを淹れられるようになりたくて試行錯誤な日々です。

コーヒーミルのある生活ってやつは非常に楽しいもんですね。
みんな買ってしまおうぜ。

0126ko-hi-.jpg




さて、今週は「ライフ・オブ・パイ」を見にいってきますよっ。
これ、公開前に劇場予告をみて、わけわからずに
「よしっ、次これ絶対見にこよう」
と決めちゃったほど魅力的な映像なんですよね。

あとでリーフレットを見たらジェームズキャメロンが
「次のアバターはこれだ!」

なんていうコメントをしてたので逆に
「映像がすごいだけでストーリーは大味の映画ってことか?」
と不安になっちゃったりもしたのですが。
ライフオブパイ
でも、何の必然性もなく単なる事故で一緒に海に投げ出されちゃった相手が
良く見たら虎だった
っていう話は、もう、完全にラブストーリーじゃないですかっ!
やたら気になるので、ちょっと見てきます。

←今年はいいペースで新作映画観れてるし、コーヒーも美味しいので上々の滑り出しです(厄年)
posted by 六条 at 18:00| Comment(0) | コーヒー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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